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たけまん釣行記

本州最南端で死にかけたオッサン



磯のヒラスズキ釣りもベストシーズンに突入ということで僕も非常に楽しみなんですが、皆さんもご承知の通り、事故と隣合わせの危険な釣りでもあります。




本州最南端で死にかけたオッサン




今回は皆さんに事故防止の為にも読んで頂きたい記事があります。

自作マンさんの20年ほど前の記事なんですが、「こんな記事でも事故防止に少しでも繋がるのであれば是非」と快く承諾して下さいました。

僕自身はもちろん、皆さんも改めて気を引き締め直して頂くという意味でも、是非読んでみて下さい。




こちらをクリック。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
「本州最南端で死にかけたオッサン」




  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇




このような凄まじい事故で助かったのは奇跡ですし、無事で本当に良かったと思いますね。




本州最南端で死にかけたオッサン




自作マンさんはこの事故以来、奥様から「潮岬禁止令」が出て、串本方面ではいっさい釣りをしていなかったのですが、先日の僕との釣行で26年ぶりに釣りをしました。

潮岬タワーでの昼食時に、僕が自作マンさんの事故現場の岬を指差して、「あの岬で26年ぶりにリベンジしてみます?」って冗談半分で言ったら、首を横に何回も振って本気で嫌がってはりましたね。

自作マンさんにとっては、それくらい忌まわしい事故の思い出なんですよね。




  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇




僕自身の経験も書かせて頂きますが、実は波に呑まれた経験が恥ずかしながら2度あります。

一つは日の岬北側の蛇ノ鼻付近の地磯で、風向きが変わるタイミングと潮が上げに変わるタイミングが重なった途端にいきなり大波が押し寄せ、一瞬で吹き飛ばされて落水し、洗濯機の中にいるような感覚で水中を掻き回されました。

もう一つは周参見の地磯で、ピックアップ手前で引っ掛かったルアーを回収しようと、波のタイミングを見計らって下に降りて回収するも、上がる時に海苔で滑ってグリップが利かず、モタモタしてるうちに波に呑まれ、同じく洗濯機状態に。



暴露ついでに言わせて頂くと…

小浦崎では滑って転んで新調したばかりのロッドが粉々になったり、馳出の鼻では10メートル沖で根掛かりした大切なルアーを泳いで回収しに行って溺れかけたり、大きなゴロタとゴロタの間に足を滑らせてウェーダーで落水したり…

他にも小さな怪我程度なら数え切れないくらいあります。



やっぱり、いずれも自分の過信や不注意から来るものであって、僕の場合はたまたま運が良く、大事に至らなかっただけです。

大怪我をして釣りが出来なくなってしまっては悔しくて仕方がないだろうし、命を落としてしまうなんて絶対にあってはなりません。

今、こうして書いてる矢先に、千葉の房総でヒラスズキアングラーによる死亡事故が起きたという情報を知って、とても残念です。



釣りを趣味とする以上は安全な場所なんて一つもないですが、外洋の磯で釣りをする僕達アングラーは特に注意が必要です。



過去にも記事を書かせて頂きました。
 ↓  ↓  ↓  ↓  ↓
「三歩下がって 死の影を踏まず」


明日は我が身かも知れません。

だからこそアングラー同士で啓発していくことが必要でしょうし、良識あるアングラーさん達がイベント活動されたり、雑誌やブログなどで記事にされてますし、僕も時々こうして書かせて頂くことで、事故防止に少しでも繋がればなと思っています。



事故や怪我さえしなければ、釣りは最高に楽しい趣味です。

この春のシーズン、僕もタイミング次第で磯に出向くつもりでいますが、気を引き締めて行きたいと思っています。

皆さん、お互いに安全第一で釣りを楽しみましょうね!








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コメント
ご無沙汰してます。
同感です!
気を付けて楽しみましょう♪
元荒海上等
2016年04月18日 22:36
たけちゃん、こんにちは!

安全第一!
お互い気を引き締めて、磯に立ちましょう!!(*^^)v
N
2016年04月19日 11:13
安全こそが、一番のテクニック。跳ばない、泳がないは、宇井先生のポリシーだったでしょうか。

この記事を読んで一人でも多くの人が、無事に安全に釣りを楽しまれますように。
ひろ
2016年04月19日 12:19
ほんと磯はこわいですよね^^;

ボクも少なからず怖い目にあってますしそれを経験として安全には努めてるんですが・・・。

本当にこの釣りだけは人に勧めることは絶対にしません。

いくら万全の態勢で臨んでいると言ったところで磯ヒラしない人からすれば荒れた磯に立つなんて愚行でしかないんだということは忘れずにいたいです。
釣れまへん
2016年04月19日 16:05
こんにちは。
房総の事故……他人事ではないですね。
昨シーズン13ftロッドを導入したのも、
より磯際から離れて釣りをする為でした。
「三歩下がって死の影を踏まず」
今後もこの教えを肝に命じてフィールドに立つと共に周囲の釣友にも啓蒙して行こうと思います。
きちゆき
2016年04月19日 16:41
荒海上等さん、ご無沙汰してます!

ありがとうございます♪
気を付けて楽しみましょうね!

…ってか「元・荒海上等」って!?(;゜∇゜)

たけまんたけまん
2016年04月19日 21:44
Nさん、こんばんは!

ほんま安全第一ですね!

事故や怪我をせずに、清々しく釣りが出来るのが一番ですね!(^-^)

たけまんたけまん
2016年04月19日 21:50
ひろさん、こんばんは!

おっしゃる通り、安全こそが一番のテクニックですね!

跳ばない、泳がない…
僕は未だに跳ぶし、時々泳いでますわぁ(^o^;)
やっぱり過信が一番の敵だと思いますね。

せっかくの大好きな釣り、ずっと楽しまないと損ですからね!

たけまんたけまん
2016年04月19日 22:00
釣れまへんさん、こんばんは!

怖い目にあって初めて分かることも多いんですが、その体験が死亡事故や大怪我だったら最悪ですし、釣れまへんさんのおっしゃる通り、僕もやっぱり人に勧めることはしませんね。

荒れた磯に立つなんて愚行でしかない…磯のヒラスズキ釣りがエクストリーム系と言われる所以でしょうね。
だからこそ、事故のないように万全の態勢で臨むことが責任や礼儀でもあるように思います。

ただ、やっぱり心身をコントロールするって難しいっすよね!
狩猟本能に瞬間的に火が付いちゃうのが釣り人の性ですからね~(^_^;)

たけまんたけまん
2016年04月19日 22:24
きちゆきさん、こんばんは!

房総の事故…ほんまに他人事ではありませんね。
明日は我が身ですし、他人事と思わないようにしないとダメですね。

磯際から離れて釣りする為の13ftロッド、いい選択だと思います。
それぞれに体格も運動能力も違えば、釣りスタイルも価値観も違いますが、各々のスタイルで安全を考慮することが大切だと思うし、釣友同士で話していくことも事故を未然に防げる有効な手段だと思いますね!

たけまんたけまん
2016年04月19日 22:37
残念だけど、いつまでたっても事故ってなくならないんでしょうな。

磯ヒラは確かに危険度が高いけど、磯ヒラ以外にも結構事故は起きてるから釣りすることが危険と隣り合わせではあると思うんだよね。

事故はなくならないけど、減らせるようにしていくことは出来ると思う。良い提案が出来ると良いけどね。
masa
2016年04月21日 00:06
マサさん、おはようございます!

釣りをする以上は安全な釣り場なんてないですからね。
港湾でも時々事故が起きてますしね。
特にヒラスズキ釣りは、わざわざ荒れた磯に向かう訳ですからね。

事故はなくならないけど減らせるようにしていくことは出来る…同感です。
僕的には、まずは自分自身が事故に遭わないよう釣行して、時々ブログで微力ながら発信していければと思っています。

たけまんたけまん
2016年04月21日 07:49
こんばんは!
私も大ウネリを2、3度食らって20mぐらい流された経験ありです。
あんなにあちこち打ち付けられて怪我しなかったのが謎なぐらいで、ロッドや装備品もぶっ飛んでました。

石鯛師のおっさんから最後の手段で深い潮溜まりに潜る技を習い、1度は救われましたが、基本ウエットを着てないと、簡単に死ねます。

未経験というか、怖いもの知らずの若者を見ると、真剣に考えてほしいなあと思いますが、半面、自分も攻めすぎていた気もします。

危険を発信するのは大事なことですね。
それから磯のヒラスズキに初心者を連れていく責任を考えると、自分の技量ではまだまだ怖いです。

ボンボン
2016年04月21日 22:43
ボンさん、こんにちは!

大ウネリを2、3度食らって20mぐらい流された…かなりヤバイですよね~(>_<)
その時もし怪我を負ったなら最悪命はなかったかも知れませんよね。
僕の場合も波に飛ばされて飲まれたのにもかかわらず、頭など打たず軽傷で済んだのが不幸中の幸いでした。

最後の手段で深い潮溜まりに潜る…となるとウェーダーではヤバイですよね。
でも、これは冷静さを保ってないとなかなか出来ない芸当ですよね~(^_^;)

僕も初心者を連れて行くのは怖いですね。
事故も怖いですが、怪我なんかもよくある釣りですし。
相当の情熱と覚悟で釣りに来てほしいですが、まぁ~そんな熱心な子は独りで釣りに行きますからね!

微力ながら時々ブログで、そして現場でも危険を発信出来ればなと思っています。

たけまんたけまん
2016年04月22日 14:51
たけまんさん、こんばんは。

お2人さんは、、かなりヤバイめにあったんですね。
わたしのばやい、ビビリバビレブ-なので、
ずぶ濡れにになるぐらいで済んでますわ。

潮岬では、周りでメジロがボコボコ上がってる中、
それを狙ってサメが浮いてきたのを見ました。。(||゚Д゚)ヒィィィ
そんな海にはほんま落ちたくないです。
それ以来「潮岬禁止令」発動しました。(自分で)

そうですね、この釣りだけは、勧められないですね。
トゥアケスゥイ~
2016年04月22日 22:32
お久しぶりですm(_ _)m

僕は港の中に住んでますが、2年に1人位は釣りで亡くなります^_^;

僕も波に浚われ掛けた事が2回程ありますが、デカイ波で前から押され引き波で足払いみたいに倒されました(>_<)

そんな経験から入りたいポイントを遠くから20分程観察して、セットの波が来ても絶対安全地帯より前には出ない様にしてます。

これ以上釣りをし難い状況を作らない様に、三歩下がって死の影を踏まず を実践しようと思います(*^_^*)

ライトウィング シェンカーライトウィング  シェンカー
2016年04月24日 22:43
たけまんさん、おはようございます。
磯ヒラスズキはビビるくらいが丁度良い。
常にそう思ってやってます。
ビビるからこそ回りをよく観察して、足場を十分確認して、行きたい場所やけど、立ちたい場所やけどそこをグッと我慢して安全優先で❗

最近、思うことは磯ヒラスズキも危険ですが、某河川河口右岸テトラでヒラスズキ&青物狙いにこられる方々の装備が余りにも軽装なのが目立ちます。
僕のなかではズルズルのアオサがはえた丸いテトラは磯に負けず劣らず危険な場所やと思ってます。

軽装な方は良く自己責任ですからと言いますが、何かあったら先ず対応してくれるのは地元の漁師であったりと関係者の方々ですからね~。
S
2016年04月25日 07:22
こんばんは。

そうなんですよね、事故を減らすにはSさんみたいにテトラは見た目以上に危険や!とか、実際に経験を積んだアングラがその経験を伝えていかなあかん時が来てる!とわたしもそう感じています。
釣果の情報交換だけではなく、安全の情報交換なんかも現場でアングラ同士伝えあいながら。
自作マン
2016年04月25日 21:54
トゥアケスゥイ~さん、おはようございます!

安全第一!トゥアケスゥイ~さんが正解です!
ズブ濡れになるくらいで済んでるのはトゥアケスゥイ~さんのセンスがいい証拠ですよ。
僕らみたいに波に飲まれてはいけません!(^_^;)

潮岬、足元に潜水艦のようなサメがウロウロしてたというのを聞いたことがあります…コワッ(((((゜゜;)

たけまんたけまん
2016年04月26日 07:29
ライトウイング シェンカーさん、おはようございます!

そちらの港で2年に1人位は釣りで亡くなるって…ちょっと多いですよね!(;゜0゜)

波の力は半端ないですから、ヒザくらいの波でも足を掬われますし、腰より上だと簡単に身体ごと持って行かれますね!

シェンカーさんのように、それぞれが自分の中で安全ラインを再確認することがとても大事だと思いますね!(^-^)

たけまんたけまん
2016年04月26日 07:41
Sさん、おはようございます!

ビビるくらいがちょうどいい…おっしゃる通りで、逆にビビらない人は危ないっすよね。

そしてテトラ、特に外洋のテトラは場所によっては磯よりも危ないと思っています。
滑らせて隙間に落ちることを考えるとゾッとしますよね…(((((゜゜;)

子供の頃から海で育った人もいれば、山で育った人、都会っ子で自然に慣れてない人、体力のある人、ない人…人によってセンスが違うので、磯でもテトラでも、微妙な安全ラインというのはそれぞれで決めればいいと思います。もちろんライフジャケットなど最低限の装備をした上でね。
そして自然に対しても決して無頓着にならず常に注意して行動しなければと思いますね。

たけまんたけまん
2016年04月26日 08:08
自作マンさん、こんにちは!

安全の情報交換、とてと良いことですよね!
現場やSNSやブログなどでアングラー同士が交換することはとても大切だと思います。

今回、自作マンさんの記事をお借りして、お陰様でたくさんの方に読んで頂き、コメントもたくさん頂きました。ありがとうございました!m(__)m

なかなか口酸っぱく伝えることは出来ませんが、時々こうして書くことや、記事の一文にでも含ませるなどして、微力ながら伝えていければいいなと。
現場に立つ時、釣りをしている時に今一歩、踏み止まって注意して頂く為に少しでもお役に立てればと。

出来れば読者の皆さんには記事本文だけでなく、是非皆さんのコメントも読んで頂いて参考にして頂ければと思っていますね(^-^)

たけまんたけまん
2016年04月26日 10:48

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