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たけまん釣行記

マメゴロウ接岸

Apr 20 , 2023

ヒラスズキ(4)



今回もショートバイトに悩まされましたが、何とか3本キャッチすることが出来ました。



マメゴロウ接岸



マメゴロウ接岸



マメゴロウ接岸




そりゃ~ショートバイトにもなりますよ…(*_*;

ベイトは通称・マメゴロウ。

1cm~1.5cmほどのカニのメガロパ幼生ですからね。



マメゴロウ接岸
※ この写真は3月末撮影分。



このマメゴロウ、それまでの僕は単に《春に接岸するカニの幼生》とまでしか意識してなかったのですが、昨年、Y師匠の釣りブログで初めて「マメゴロウ=ショウジンガニの幼生」と知りました。

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マメゴロウパターンのヒラスズキ!!




ショウジンガニは甲幅が最大5~6cmの赤褐色のカニで、磯でヒラスズキ釣りをしているとよく見掛けますよね。

生まれてしばらくは外洋を浮遊し、4月~5月にメガロパ幼生となって磯場などに漂着、やがて稚ガニから親ガニとなります。

その漂着するタイミングがヒラスズキの春の荒食いシーズンと重なり、遊泳力のないマメゴロウは格好の餌食となる訳ですね。





マメゴロウは、釣ったヒラスズキがよく口から吐き出したり、胃袋の中に入ってたりしますが、これだけ胃袋に入ってたのは今回が初めてで、3本のうち2本が大量に食ってました!




マメゴロウ接岸





ショウジンガニは波に洗われるような磯場を好み、水面上にはあまり出ないそうで、言われてみれば確かに「潮間帯」でよく見掛けますよね。

ヒラスズキは、この潮間帯の磯場に漂着したマメゴロウが大きな波にさらわれて流されるタイミングを虎視眈々と狙っているのです。

ヒラスズキにとってマメゴロウは、小魚のように逃げられる心配もなく、高確率で楽に捕食できる都合のいい餌なのでしょう。




そう色々と考えると、自ずと釣り方のイメージが湧いてくるのではないでしょうか?☆(・o・)




あっ!マメゴロウのサイズに合わせた超極小ワームなんか使ったら結構釣れるでしょうけどね~!(^∇^)

でも「そんな釣りなんかしたくないわ!」という正統派ヒラ師が圧倒的多数でしょうし、僕も気持ちは同じです。



もちろんタックルも含めてフィネスな方向にシフトすることも得策ではありますが、その前にまずは餌が流される様を演出するってことが重要ですよね。



ただ、いくらハイシーズンとは言っても単発バイトで終わるケースもあるので、なるべくなら少ないチャンスを出来るだけ一発でモノにしたい。

春シーズンのマイクロベイトが中心なら、ヒラスズキも大口を開けてルアーにバイトすることはなく、小さく鋭く、必要最小限の吸い込み方しかしない傾向にあります。

ならば、最初からフィネスに演出するのも一つの手段ではありますが、ここには人それぞれの嗜好や価値観が存在しますし、その多様性がルアーフィッシングの面白味でもありますからね☆



ちなみに僕の場合は、とりあえず現場には6cm~13cmまでのルアー各種を持っていって、フィネス攻略が必要な時にはその中から6cm~9cmのトップやミノー、シンペンを状況に応じて使い分けています。



しかし、このマメゴロウパターン、色々と考えさせてくれる釣りですよね♪


……


……


……


……


明日、カニワーム買いに行こっと!!ε=ε=ε=ε=┌(;  ̄▽ ̄)┘





【釣果タックル】

ロッド:FCLLABO UC11 2S
リール:ダイワ 19セルテートLT5000D
ライン:PE2号 + テーパーリーダー7号-18号
ルアー:HRTM90SL、HV90、JD-P77S



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コメント
おはようございます
いつも楽しく読ませていただいてます。
ここの所調子いいですね(?)
マメゴロウって和歌山(?)にも発生するのですか⁉️
トトロ
2023年04月21日 07:55
トトロさん、おはようございます!

いつもありがとうございます♪
魚は釣れてますけど、それ以外の調子は良くないです。
前の記事でもそうでしたが、今回も最後3本目を釣った後に磯の上でギックリ腰になりましたから…(;^∀^)

マメゴロウは和歌山なら紀伊水道側よりも太平洋側に多いと思いますね!

たけまんたけまん
2023年04月21日 10:22
「あっと驚く、マメゴロー」がしょうじんがにの幼生なんて、まったく知りませんでした。
流石 Y師匠!よく知っていますねー。
松井謙二
2023年04月25日 14:22
松井さん、ご無沙汰してます!

きっと天国のハナ肇さんもビックリしてますよ~(^∇^)
ほんま、Y師匠は色々よく知ってるし、凄いキャリアの持ち主ですね!

たけまんたけまん
2023年04月25日 18:32

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