本州最南端で死にかけたオッサン
磯のヒラスズキ釣りもベストシーズンに突入ということで僕も非常に楽しみなんですが、皆さんもご承知の通り、事故と隣合わせの危険な釣りでもあります。
今回は皆さんに事故防止の為にも読んで頂きたい記事があります。
自作マンさんの20年ほど前の記事なんですが、「こんな記事でも事故防止に少しでも繋がるのであれば是非」と快く承諾して下さいました。
僕自身はもちろん、皆さんも改めて気を引き締め直して頂くという意味でも、是非読んでみて下さい。
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「本州最南端で死にかけたオッサン」
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このような凄まじい事故で助かったのは奇跡ですし、無事で本当に良かったと思いますね。
自作マンさんはこの事故以来、奥様から「潮岬禁止令」が出て、串本方面ではいっさい釣りをしていなかったのですが、先日の僕との釣行で26年ぶりに釣りをしました。
潮岬タワーでの昼食時に、僕が自作マンさんの事故現場の岬を指差して、「あの岬で26年ぶりにリベンジしてみます?」って冗談半分で言ったら、首を横に何回も振って本気で嫌がってはりましたね。
自作マンさんにとっては、それくらい忌まわしい事故の思い出なんですよね。
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僕自身の経験も書かせて頂きますが、実は波に呑まれた経験が恥ずかしながら2度あります。
一つは日の岬北側の蛇ノ鼻付近の地磯で、風向きが変わるタイミングと潮が上げに変わるタイミングが重なった途端にいきなり大波が押し寄せ、一瞬で吹き飛ばされて落水し、洗濯機の中にいるような感覚で水中を掻き回されました。
もう一つは周参見の地磯で、ピックアップ手前で引っ掛かったルアーを回収しようと、波のタイミングを見計らって下に降りて回収するも、上がる時に海苔で滑ってグリップが利かず、モタモタしてるうちに波に呑まれ、同じく洗濯機状態に。
暴露ついでに言わせて頂くと…
小浦崎では滑って転んで新調したばかりのロッドが粉々になったり、馳出の鼻では10メートル沖で根掛かりした大切なルアーを泳いで回収しに行って溺れかけたり、大きなゴロタとゴロタの間に足を滑らせてウェーダーで落水したり…
他にも小さな怪我程度なら数え切れないくらいあります。
やっぱり、いずれも自分の過信や不注意から来るものであって、僕の場合はたまたま運が良く、大事に至らなかっただけです。
大怪我をして釣りが出来なくなってしまっては悔しくて仕方がないだろうし、命を落としてしまうなんて絶対にあってはなりません。
今、こうして書いてる矢先に、千葉の房総でヒラスズキアングラーによる死亡事故が起きたという情報を知って、とても残念です。
釣りを趣味とする以上は安全な場所なんて一つもないですが、外洋の磯で釣りをする僕達アングラーは特に注意が必要です。
過去にも記事を書かせて頂きました。
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「三歩下がって 死の影を踏まず」
明日は我が身かも知れません。
だからこそアングラー同士で啓発していくことが必要でしょうし、良識あるアングラーさん達がイベント活動されたり、雑誌やブログなどで記事にされてますし、僕も時々こうして書かせて頂くことで、事故防止に少しでも繋がればなと思っています。
事故や怪我さえしなければ、釣りは最高に楽しい趣味です。
この春のシーズン、僕もタイミング次第で磯に出向くつもりでいますが、気を引き締めて行きたいと思っています。
皆さん、お互いに安全第一で釣りを楽しみましょうね!
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