マメゴロウ接岸

たけまん

2023年04月20日 22:42



今回もショートバイトに悩まされましたが、何とか3本キャッチすることが出来ました。
















そりゃ~ショートバイトにもなりますよ…(*_*;

ベイトは通称・マメゴロウ。

1cm~1.5cmほどのカニのメガロパ幼生ですからね。




※ この写真は3月末撮影分。



このマメゴロウ、それまでの僕は単に《春に接岸するカニの幼生》とまでしか意識してなかったのですが、昨年、Y師匠の釣りブログで初めて「マメゴロウ=ショウジンガニの幼生」と知りました。

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マメゴロウパターンのヒラスズキ!!




ショウジンガニは甲幅が最大5~6cmの赤褐色のカニで、磯でヒラスズキ釣りをしているとよく見掛けますよね。

生まれてしばらくは外洋を浮遊し、4月~5月にメガロパ幼生となって磯場などに漂着、やがて稚ガニから親ガニとなります。

その漂着するタイミングがヒラスズキの春の荒食いシーズンと重なり、遊泳力のないマメゴロウは格好の餌食となる訳ですね。





マメゴロウは、釣ったヒラスズキがよく口から吐き出したり、胃袋の中に入ってたりしますが、これだけ胃袋に入ってたのは今回が初めてで、3本のうち2本が大量に食ってました!










ショウジンガニは波に洗われるような磯場を好み、水面上にはあまり出ないそうで、言われてみれば確かに「潮間帯」でよく見掛けますよね。

ヒラスズキは、この潮間帯の磯場に漂着したマメゴロウが大きな波にさらわれて流されるタイミングを虎視眈々と狙っているのです。

ヒラスズキにとってマメゴロウは、小魚のように逃げられる心配もなく、高確率で楽に捕食できる都合のいい餌なのでしょう。




そう色々と考えると、自ずと釣り方のイメージが湧いてくるのではないでしょうか?☆(・o・)




あっ!マメゴロウのサイズに合わせた超極小ワームなんか使ったら結構釣れるでしょうけどね~!(^∇^)

でも「そんな釣りなんかしたくないわ!」という正統派ヒラ師が圧倒的多数でしょうし、僕も気持ちは同じです。



もちろんタックルも含めてフィネスな方向にシフトすることも得策ではありますが、その前にまずは餌が流される様を演出するってことが重要ですよね。



ただ、いくらハイシーズンとは言っても単発バイトで終わるケースもあるので、なるべくなら少ないチャンスを出来るだけ一発でモノにしたい。

春シーズンのマイクロベイトが中心なら、ヒラスズキも大口を開けてルアーにバイトすることはなく、小さく鋭く、必要最小限の吸い込み方しかしない傾向にあります。

ならば、最初からフィネスに演出するのも一つの手段ではありますが、ここには人それぞれの嗜好や価値観が存在しますし、その多様性がルアーフィッシングの面白味でもありますからね☆



ちなみに僕の場合は、とりあえず現場には6cm~13cmまでのルアー各種を持っていって、フィネス攻略が必要な時にはその中から6cm~9cmのトップやミノー、シンペンを状況に応じて使い分けています。



しかし、このマメゴロウパターン、色々と考えさせてくれる釣りですよね♪


……


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明日、カニワーム買いに行こっと!!ε=ε=ε=ε=┌(;  ̄▽ ̄)┘





【釣果タックル】

ロッド:FCLLABO UC11 2S
リール:ダイワ 19セルテートLT5000D
ライン:PE2号 + テーパーリーダー7号-18号
ルアー:HRTM90SL、HV90、JD-P77S






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