清流の川鱸、川チヌ

たけまん

2013年11月06日 21:00









鱸はこの川を、いったい何処まで遡るのだろう。












流程が長く、幾度も蛇行する川。

名も知れぬ瀬と淵。












鱸はどの淵に身を潜め、どの瀬で餌を食うのか。














静まり返った夜。

孤独にキャストを繰り返す。

暗闇の中、不安と恐怖に追い討ちを掛けるかのように、獣の鳴き声が山に響く。




そして何の反応もなく、初日の夜を終えた。




翌朝、暗い内からポイント入り。

日中の下見で落ち鮎が溜まっていた下流域。

下流域と言っても、河口から何キロ上流になるのだろう。

潮の影響がギリギリ届く山間部だ。





答えは早かった。









ようやく釣れた、今シーズン1本目の川鱸。

下見に費やした時間を考えると、価値ある一本だ。







清流の鱸は美しい。








そして、嬉しいゲストも…



55cmの川チヌ。










夜明けを迎え、同サイズをもう1枚追加。















夜が明けてからは、再び下見。

前日に見た良さげな瀬を実際にチェックする為だ。




念の為、熊鈴を携帯している。










命を全うした鮎を手に、自分の生き様を問う。

こんな俺など、この逞しい鮎達に敵うはずがない。





夕暮れ時、チェックしたポイントに再び入り直すも、全く反応なし。

翌朝は、前日に釣れたポイントで釣果を期待をしたが、一転して何の反応もなく、ここで納竿となった。





今回のヒットルアー。

スイ~ポッパ120、チャートバックパールと落ち鮎カラー。





さて、次は何処で竿を出しましょうか。

清流のシーズンも残りあと僅か。




良き出逢いに期待したいものですね。









【TACKLE DATE】

ROD : 天龍 Shore Renge-Master 86ML
REEL : DAIWA セルテート3012H
LINE : PE1.5号
LEADER : フロロカーボン25LB
HIT LURE : スイ~ポッパ120



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