アブラボテに魅せられて
僕の手のひらにある、小さな自然美。
艶やかな褐色のグラデーション…
思わず見惚れてしまうほどです。
ゴールドやオリーブグリーンも混ざり…
尻鰭の黒とオレンジが更に美しさを引き立てています。
写真の釣行日は4月29日と、GWの5月5日。
5月5日は穏やかな日和になったので、予定していたヒラスズキ釣りからタナゴ釣りに変更したんですよね。
田植えによる濁った水に悩まされたりしましたが…
所々でアブラボテとヤリタナゴに出逢うことができました。
色んな場所を探索して…
カネヒラの新しいポイントも発見。
カネヒラが釣れたポイントの水底には二枚貝が見え、カマツカなども豊富にいて、川に生命感がありましたね。
とは言っても、それも住宅や高速道路の側に辛うじて残っているという感じです。
秋にまたここでカネヒラに出逢えることを願って、そこそこにして切り上げました。
可愛いドンコや…
いいサイズのムギツクにも出逢えました。
アブラボテは、春のヤリタナゴやタイリクバラタナゴ、秋のカネヒラのような鮮やかさはありませんが…
独特の色彩や丸い体型、髭が長く憎めない顔付き、気性は荒いのに臆病な性格…
タナゴの中で、僕はアブラボテが一番好きかも知れません。
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