水潮のヒラスズキ釣り
前夜の集中豪雨が予報を上回った降水量だったようで、各河川から大量の濁流が流れ込み、翌朝は結構な水潮となりました。
磯まで濁りが回ると、磯ヒラスズキ釣りの醍醐味である「サラシ撃ち」というシューティング的要素が曖昧になってしまいます。
理想的なのは「海の青」と「サラシの白」がハッキリしている潮色ですが、水潮だとそのコントラストがつかない為、狙って釣る面白味にも欠けますし、そんな時はヒラスズキからの反応もあまり良くない傾向にありますね。
※写真では分かりづらいですが、水潮の影響を受けています。
ヒラスズキという魚はサラシ周辺の根に身を潜め、餌を見つけるとサラシの広がったタイミングで死角から接近して捕食する、いわゆる「ヒット&アウェイ型」の捕食をします。
その為、澄み潮の方が視覚的にも捕食しやすく、水潮の濁ったサラシは不向きで効率も悪い為、ヒラスズキも必要以上にサラシに執着しなくなるのだろうと考えています。
水潮で磯からヒラスズキが釣り辛くなるのは、餌となるベイトフィッシュが濁りや水温の低下、塩分濃度の低下など急激な環境変化を避けて沖や深場へ移動してしまうのが一番の原因なのかも知れません。
逆にヒラスズキにとって良い餌場に変わるのは、増水した河川の河口付近なのは周知の通りで、強い流れに押されてくる遊泳力の弱いベイトフィッシュを効率良く捕食できるからですね。
それでも磯にこだわるのであれば、濁り潮でも出来るだけルアーのシルエットが届くように太陽光の多いタイミングで通すか、あるいは波動で誘うか、レンジを下げるか、もしくはサラシよりもカレントの方により意識を置いて撃っていくなどする方が、まだ結果が出やすいように思います。
実際に今回の釣果は、安定して沖へ流れるカレントでのジャーキングでヒットしました。
過去の水潮での釣果と言えば、濁りが回り始めたタイミングで行き場を失ったベイトがロックされてるような状況で良い思いをした経験がありますが、そんな状況に出会えるのは稀ですね。
まぁ~何より一番手っ取り早い方法は、水潮の影響の少ないエリアにサッサと移動することですね!(笑)
今回は朝9時には納竿して帰阪しないといけなかったので移動する時間がありませんでした…(汗)
【使用タックル】
ロッド:FCLLABO UC11 2S
リール:ダイワ 19セルテートLT5000D
ライン:PE2号 + テーパーリーダー7号-18号
ルアー:HRTM110YS
コメント
渋い!たけまんさん、まじ渋い!
hamanekoさん、こんばんは☆
あははっ、ありがとうございます(^ω^)
でもヒラスズキ釣りが渋いんであって、僕自身は全く渋くないんです(;^∀^)
あははっ、ありがとうございます(^ω^)
でもヒラスズキ釣りが渋いんであって、僕自身は全く渋くないんです(;^∀^)